私も経験があるのですが、一度浮気を疑いだすと、マイナス思考に歯止めがきかないですよね。
そこで生まれる選択肢が「浮気調査」だと思います。
私は悩んだ末に、「浮気調査」を行ったのですが、実際に浮気調査をしてみたときに「浮気を疑っているからと言って、誰でも浮気調査をした方がいいわけではない」ということに気付きました。
実際にどんなポイントが「浮気調査をした方がいい」「浮気調査をしない方がいい」の分岐点になっているのかを、今回は具体的に紹介したいと思います。
この記事の目次
①本当に浮気調査が必要?浮気疑惑度を調べてみる
浮気調査をしたほうがいいかの分岐点として、まずポイントになるのは「パートナーは本当に浮気をしているのか」というところです。
パートナーが浮気しているかどうかは、非常に判断が難しいです。
と言うのも、人間には感情があります。
「私の旦那が浮気しているわけがない」という希望的観測を持つこともあれば「もう浮気しているとしか考えられない!」と早とちりしている場合もあります。
感情のフィルターというのは、間違った判断を誘発しやすいのです。
そこで活用されているのが浮気診断です。
浮気診断には人の感情が入っていないので、客観的にパートナーが浮気しているかどうかを判断することができます。
まずは冷静に、これから紹介するチェック項目を調べてみてください。
浮気疑惑度10%~30%!「○○が変わった」
「パートナーの雰囲気が今までとなんか違う…」そんな風に感じたら、ちょっぴり浮気を疑ってみても良いかもしれません。
具体的には、以下のような変化です。
- 体形が変わった
- 味の好みが変わった
- 服装が変わった
- 髪型が変わった
- 言葉遣いが変わった
- 香水が変わった
- 体毛を処理する頻度が変わった
- 趣味が変わった
- 車の掃除頻度が変わった
- 髭を剃る頻度が変わった(男性のみ)
- 化粧が変わった(女性のみ)
- ネイルが変わった(女性のみ)
男性も女性も、異性を意識すると「自分をより良くしたい」という意識が芽生えます。
そこでまず変化を加えるのが「身だしなみ」です。
ただし、さすがにこれだけでは決定的な証拠とは言い難いです。
「変化の頻度」「変化の具合」「複数当てはまるか」を判断材料としてみてください。
浮気疑惑度30%~60%!「○○が減った」「○○が遅くなった」
ここからは黄信号です。
複数当てはまっているのであれば、本格的に浮気調査を視野に入れていいでしょう。
- LINEの返事が遅くなった
- 帰宅時間が遅くなった
- 夫婦の営みが減った
- 二人での外出が減った
- 家にいる時間が減った
- 一緒にいる時間が減った
- 笑顔が減った
- 思いやりが減った
- コミュニケーションが減った
今までより「○○が減った」「○○が遅くなった」というのは、パートナーの中での「あなたの優先度」が下がっている可能性があります。
マンネリ…というのも勿論考えられますが、決して安心できる状況ではないということを認識した方が良いでしょう。
浮気疑惑度60%~90%!「○○を隠す」
ここからは赤信号です。
まずは相談だけでも、探偵や弁護士にした方が良いでしょう。
- 携帯を隠す
- 携帯画面を隠す(ロックをかける、画面を下にする)
- 携帯履歴を隠す
- 行き先を隠す
- 貯金を隠す
- 給与明細を隠す
- スケジュールを隠す
- 指輪を隠す(指輪を外す)
特に「今までは隠していなかったこと」を隠すようになったら、とても疑わしいです。
人の心理として、やましいことがあるからこそ「隠す」「嘘をつく」という行動に繋がります。
特に「携帯」「指輪」を隠しだしたら危険です。
もし複数当てはまる場合は、浮気調査を決断しても良いかもしれません。
②費用をしっかり用意できるか?浮気調査は長引く可能性がある
続いてのポイントとして「費用面」があります。
と言うのも、浮気調査の相場は30万~100万と言われています。
決して安くはない金額ですよね。
そして、調査が短期間で終わるとは限りません。
長引いてしまう可能性は大いにあります。
そんな時に、費用が足りなかったら、不完全燃焼で調査を終わらせてしまうことになるのです。
基本的に探偵は分割払いの利用が可能ですが、費用が多くあるに越したことはありません。
また、本当に浮気が決定的なのであれば、慰謝料を手にすることを視野に入れて、利用するかどうか決めるのもありです。
もしお金がない場合は、自分で浮気調査する技術をもっているか
もしどうしても費用が用意できない場合は、自分で調査する技術をもっているかどうかがポイントになります。
インターネット上だと「尾行はカンタン」「浮気調査は自分で出来る」という言葉が目につくのですが、実際はかなりハードな作業です。
もし浮気調査していることがバレてしまった場合に、二人の関係性に大きなヒビを入れるリスクもあります。
また、その浮気調査が「違法」であった場合、最悪訴えられてしまうかもしれません。
自分で浮気調査ができる技術があれば、自分で行っても良いのですが、技術がなければ辞めた方がいいでしょう。
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③パートナーとは婚姻関係?場合によっては浮気調査ができない
パートナーと婚姻関係にあるかどうかも、浮気調査をする・しないの分岐点です。
浮気調査では「GPS」「録音機」を使うことがあります。
しかし、婚姻関係でない相手にそれらを使用した場合「違法」となってしまうかもしれません。
そして、婚姻関係でない場合は、たとえ浮気の証拠を押さえたとしても「慰謝料」の請求もできません。
ですので、パートナーと婚姻関係にあるかどうかはとても大切なポイントなのです。
④浮気調査は精神的に負担がかかる!あなたは本当に耐えられる?
最後は「心」の話です。
浮気調査はとても心理的に負担がかかります。
と言うのも、探偵から提供される情報が、あなたに大きなショックを与える可能性があるからです。
浮気調査が途中でバレてしまったケースとして
- 「依頼者の感情が乱れてしまい、証拠を掴む前にパートナーに詰め寄った」
- 「気持ちが抑えきれず、浮気現場に向かってしまった」
- 「パートナーの行動を把握しすぎて、パートナーから疑われてしまった」
などが多くあります。
平常心をしっかりと装えるか、いつも通りの自分でいられるか、精神的なところに自信があるかどうかもポイントです。
あなたの結果は?
「浮気調査をした方がいい」だった方
⇒このまま読み進めてください
「浮気調査をするべきではない」だった方
⇒こちらへジャンプ!
浮気調査を「した方がいい」だった!それでも調査に踏み切れない人へ
今まで紹介したポイントを見た上で「浮気調査をした方がいい」に当てはまっていたら、まずは探偵に相談することをオススメします。
「相談するのも踏み切れない…」という場合は、まずはあなたの気持ちと向き合ってみてください。
基本的に「浮気調査を迷っている」という方は、以下のいずれかの理由に当てはまっているはずです。
- 浮気を疑っているけど、確証がない
- 浮気をしていなかった場合に、調査したことで罪悪感を感じそう
- 浮気をされているという事実を目の当たりにしたくない
- 浮気調査の料金が高い
- 浮気調査の手続きが面倒くさい
この中で特に多い理由が、実は③です。
最愛のパートナーに裏切られたという事実は、本当にショックが大きいです。
どうしても離婚をしたくない人であれば、それは尚更でしょう。
しかし、あなたが「絶対に離婚は避けたい」という場合でも、浮気調査は有効です。
なぜかと言うと、証拠を押さえることによって、パートナーを「反省させる」ことが出来るからです。
浮気は「出来心」であるケースも多いので、その場合には浮気の証拠を有効的に活用すれば、自分のもとにしっかり帰ってきます。
フンギリがつかない方は、これから「浮気調査をした時のメリット」を紹介するので、一度目を通してみてください。
浮気調査のメリット①:浮気の再発防止になる
浮気は一時的な遊びであって、最終的にはパートナーのもとに戻ってくるケースも多分にあります。
しかし、だからと言って野放しにするのは危険です。
と言うのも、その浮気が終わったとしても、また次の浮気に手を出してしまう可能性があるからです。
再発防止のためには、思い切り「反省させる」ことが重要です。
例えば、ダウンタウンの浜田さんは週刊誌によって浮気がバレましたよね。
しかし、だからこそしっかりと反省し、離婚の危機を逃れることができました。
ちなみにですが、もし証拠を掴んだ場合は、できるだけ「探偵に頼んだ」ということを明かさずに、パートナーに証拠を突きつけた方が良いでしょう。
「疑ってはなかったけど、たまたま証拠を見つけてしまった…」という言い方だと「自分を信じてくれていた相手を裏切ってしまった」と感じるので、効果的です。
浮気調査のメリット②:精神的に楽になる
浮気をしていたと判明した場合には、今後どうするか覚悟が決まります。
浮気をしていなかった場合には、心のモヤモヤが晴れます。
このように、精神的に楽になることができます。
一度でも浮気を疑ってしまうと、歯止めが利かなくなるのが人間の心です。
心が荒んでしまうと、日常生活にも影響を及ぼしますし、パートナーに辛く当たってしまうことだってあります。
パートナーに辛く当たってしまったら、パートナーは癒しを求めて、更に浮気にのめり込んでしまうでしょう。
心を整理するためにも、まずは浮気調査をするのは効果的な手です。
浮気調査のメリット③:裁判を有利に進められる
今はあなたに離婚の意思がないかもしれませんが、浮気の証拠を実際に見てしまったら、パートナーへの愛情が尽きるかもしれません。
また、パートナーが浮気相手に本気になってしまう可能性も0じゃありません。
どちらかが「離婚したい」となった時に、浮気の証拠があれば裁判を有利に進めることができます。
「浮気もされて、慰謝料もとれなかった」なんて、それこそ辛いですよね。
最悪の事態に備えておくことは大切です。
浮気調査を「しない方がいい」だった!でも諦めがつかない人へ
浮気調査を「しない方がいい」だったとしても、なかなか諦めがつかない人もいると思います。
実際にパートナーが浮気していた場合には「泣き寝入り」してしまうことになります。
逆に、パートナーが浮気していなかった場合には、その事実を知ってスッキリしたいですよね。
ここからは、そんな方に向けて「対処法」を紹介していきたいと思います。
パートナーの浮気疑惑度が低い場合は、自分の心に向き合ってみる
パートナーの浮気疑惑度が低く、それでも「浮気調査をしたい」という場合は、あなたの心に向き合ってみる必要があるかもしれません。
と言うのも、もし浮気調査で「浮気はしていませんよ」という結果だったとしても、不安をぬぐい切ることができず、またしばらく経ったら疑ってしまうかもしれないからです。
なぜ「不安」「疑心」を抱いているのか。
それはパートナーの愛情表現が減ってきたからなのか、それとも自分自身に自信がないからなのか。
パートナーに、そんな不安を打ち明けてみるのも一つの手かもしれません。
また、パートナーから愛情表現を引き出すために、あなたが積極的に距離を縮めるのもありです。
もしくは二人の時間をとり、しっかり話し合うのもいいでしょう。
費用が足りない場合は「貯める」「安くする」「分割払い」
浮気調査は何が起こるか分かりません。
もしかしたら予想外に調査期間が長引く可能性もあります。
しっかりと最後まで納得いく調査をするためにも、費用はとても大切になります。
しかし、だからと言って「費用を貯めろ」と言われても、状況によって難しい人もいると思います。
そこで調査費用を安くするためのコツを伝授します!
- 複数社から見積もりをとる
- 探偵紹介サービスを利用する
- 調査が短期間で終わるように、パートナーの浮気情報を集める
- 「完全成功報酬型」のプランを利用する
もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください!
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自分で浮気調査をするために「知識」をつける
自分で浮気調査をするというのも、選択肢の一つです。
ただし前述した通り、自分で浮気調査をするのは「バレる」可能性がとても高いです。
浮気調査がバレてしまったら、二人の関係性に大きなヒビが入ってしまいますし、パートナー側に警戒心が生まれるので、調査の再開がしづらくなるでしょう。
そして、慰謝料を請求したい場合は、浮気の事実を確かめるだけでなく、浮気現場を写真に鮮明におさめる必要もあります。
「顔がバレている中で、バレないように尾行して、ラブホテルに入る瞬間を写真に撮る」…想像しただけでも、これがどんなに大変な作業か分かるはずです。
そこでオススメなのが「GPS」です。
特に車やバイクを移動手段として使っている人には有効です。
現代のGPSはとても優秀で、充電は細かくしなくていいですし、超小型でGPSであることが分かりづらいです。
パートナーの行動を把握するには効果てき面なので「尾行」というとてもリスキーな作業を省くことができます。
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浮気の「根本的な原因」を探してみる
浮気の原因を突き止めるのも、とても効果的です。
浮気の原因としては
- 「浮気した本人のみに問題がある」
- 「カップルのどちらにも問題がある」
の二つがあります。
パートナーが根っからの「浮気性」であれば、なかなか改善は難しいです。
しかし、そうでなければ、あなたの行動次第ですぐにパートナーが戻ってくる可能性もあります。
「愛情表現を増やす」「夜の営みを増やす」「思いやりを増やす」「ちょっぴり疑っていると匂わせてみる」…浮気は一時の火遊びであって、決して本気でないケースも多いです。
もちろん、基本的には浮気している側がルール違反です。
しかし、心に余裕がある場合は、自分の行動を顧みるのも、今後の二人の生活をより良くしていくために重要です。
まとめ:浮気調査には「向いている人」「向いていない人」がある
浮気調査にも「向いている人」「向いていない人」がいます。
浮気調査を万全にするには「費用」「時間」「精神力」「知識」が必要です。
逆に、いずれかが欠けている人は、一度しっかりと考え直した方がいいでしょう。
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